March 7, 2009

オリジナリティの追求の仕方がここにある

個性的な発想

歌舞伎役者の中村勘三郎 さんがカンブリア宮殿に出演されていたときに、こう仰ったそうです。

「型のある人が型を破るのが型破り。型の無い人が破れば、それは型無しだ。」

型しか学ばなかったら、それはただの模倣でしかありません。しかしながら、型破りな考えはその模倣を踏まえていなければ生まれない、といったところでしょうか。例としてあげるなら、ピカソかなと感じます。ピカソのキュビズム美術は独特の形を取り扱っていますが、一般的な人のデッサン(どっかの本で見た気がするけど、ちょっと覚えてない)だとかは、すごくきれいです。

ちなみに、そのピカソはキュビズム美術について『脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界』139頁にはこうと書いてありました。

「主に形を扱う美術であり、形が認識されたとき、そこで独自の存在価値を発揮できる。」

中村勘三郎 さんの仰ってること(1つ目の引用)と似ている点がありますよね。ただ、2つ目の引用はどちらかというと他者からの視点……でしょうか。型という形をきちんと取ったということが他人に認識されて、そこで初めて他人から独自性のある型を破りなことをするチャンスをもらうことができる、ってことかなと感じました。

いきなり、最初から好き勝手できるわけないですもんね。
個性的な発想を掴むためには多くの段階を踏む必要がある、と考えます。