November 10, 2009

面接官は「文字が好きです」と言った

とある面接での出来事だ。 当時の僕は大学三年生で、早く進路を固めたがっていた。

面接官に「最近読んでいる本は何ですか?」と聞かれたので僕は「カントの純粋理性批判です」と答えた。

何故そんな難しい本を読んでいたのだろうと今は思ってしまうが、哲学というのを全く知らないはどうだろうかと気にしてたときだったので当時としてはおかしくはなかった。誰にだって何回かやってくる変な時期のテーマが、その時はたまたま哲学だっただけの話だと思う。

引き続き感想について聞かれた。僕は「つまらない上に文字が汚くて読みづらいです。この文字の小ささにこの字体は拷問です」と答えた。難色を示された。どうやら答えに不満のようだ。

それは当然の反応だった。面接官は文字が好きだと言っていたが、どうやら字体が好きという意味ではなく、活字が好きという意味だったようだ。

面接官の言った意味を勘違いしたそんな僕はいまだに進路が未定だが、やっぱり僕は文字が好き。特に今はBauhausがお気に入り。このクルッとした感じがなんともたまらない。(そういえばBauhausも調べよう調べようとして全く調べてない。ブログを書いていると結構ほっぽいているものが多いことに気づく)