January 12, 2015

ブログをMicrosoft Azureに移行した

先日、当ブログを[Microsoft Azure](http://azure.microsoft.com)に移行した。これまでは保守対象がアプリケーションとOSだったが、今ではアプリケーションのみとなり、負担が大きく減った。下表は移行前後の変化を示したもの。

ブログ移行前後の比較
移行前移行後
事業者CloudCore VPSMicrosoft Azure
OSLinuxWindows
アプリケーションWordPressHinoki
言語PHPC# & ASP.NET MVC 5
保守対象OS、アプリケーションアプリケーション
運用コスト¥1,200¥1,698

## 移行のきっかけ

移行前はCPIが運営しているCloudCore VPSでLinuxを利用していた。契約当時は問題なく保守時間が取れたが、娘が生まれてから次第にそれが難しくなった。 「VPS」はサーバーの保守をOSレベルから自分でするものだが、この前提を守れない状況になってしまった。 保守ができていないサーバーをインターネットにさらし続けるのは危険が伴うため、OSの面倒を一切見ないで良いサービスを検討し、そこへ移行することにした。

## 移行先の選定

最初はレンタルサーバーを検討したが、この手のサービスは一通り利用経験があるので、 あまり真新しさがなく面白味にかけるだろうと判断して候補から除外した。 次にサーバーで動かすアプリケーションは従来使っていたWordPressではなく、 ASP.NET MVC製の自作ブログを使うつもりだったので、Windowsを動かせる [AppHarbor](https://appharbor.com)、[Amazon Web Services](http://aws.amazon.com)、[Google Cloud Platform](https://cloud.google.com)、Microsoft Azureが候補に挙った。

AppHarborに関しては、利用する際に契約が必要なベーシックプランのようなものがあるのだが、 独自ドメインが適用できるプランだと$49から始まるため、候補から外すことにした。 そのため、結局のところ、Amazon、Google、Microsoftから選ぶことになった。

概算ベースでの費用比較
Amazon Web ServicesGoogle Cloud PlatformMicrosoft Azure
コンピューティングAmazon EC2
t2.small (Windows)
$37
Google Compute Engine
g1-small (Windows)
$31
Azure websites
Shared (Windows)
¥986
データベースAmazon RDS for SQL Server
Web Edition (db.t2.small)
$119
Google Cloud SQL (MySQL)
D4 Instance
$134
Azure SQL Database
Basic
¥612
ストレージAmazon S3
10GB
$0.33
Google Cloud Storage
10GB
$0.26
Azure Storage
10GB
¥100

Microsoft Azureでは仮想マシンのコンピューティングプランだけでなく、 運用するウェブサイト単位数で料金が変化するプラン「Azure websites Shared」がある。 運営するウェブサイトはブログ1点のみのため、価格を抑えて運用ができる。 当ブログのプラットフォームはMicrosoft Azureに決定した。

## Microsoft Azureの構成と費用

当ブログはMicrosoft Azureが提供する下記のサービスを利用している。

Azureの構成と費用
サービスプラン用途費用
Azure WebsitesSharedIIS¥986
Azure SQL DatabaseBasicデータの永続化¥612
Azure Storage地理冗長ストレージ (GRS)アプリのログ保管庫¥100
Azure Active DirectoryFree認証¥0
合計¥1,698

運用コストは1700円ぐらい。費用はAdobeのCCの契約を1つ切って捻出した。