LANモールを使った配線

July 5, 2015

先日、LANケーブルを配線する際にモールを使った。費用は配送料を抜いて1,500円程度かかったが、以下の結果を得られた。十分に満足している。

下図はLANモールを使ってケーブルを配線した後の様子。

なお、LANモールではないが3Mのコマンドフックを使った事例を記事にまとめている。

きっかけ

テレビ付近にPS3があるのだが、これの近くにLANのコンセントがないため、スイッチングハブからLANケーブルを這わせる必要があった。

そのため、下図の矢印の通りに配線することにした。下図の右側にスイッチングハブがあるが、そこから左側のテレビ(PS3)に向かってケーブルを敷く。およそ5mぐらいの距離がある。

しかし、ケーブルを直に這わせた場合、以下のことが予想される。

そのため、LANモールを使用してケーブルを隠すことにした。

調達した備品はモール関係のみで、LANケーブルは自宅にあったものを使用した。

調達した備品は下記の通り。費用は1,441円(配送料別)だった。

このCA-KK17というモールは両面テープが最初から付いている。これで壁に貼り付けられる。

また、蓋が取り外せる。中に収めているLANケーブルを取り替えたい場合に役立ちそうだ。

モールは1mなので、場合によっては調整が必要である。例えば、この写真。台の下に取り付けたいので長さを調節する。

モールを加工するための専用機材があるが、ニッパーでも十分だ。カッターでもできないことはないが、時間がかかる。

今回は配線距離が長いため連結器を使用した。参考までに図を載せた。

直線の連結器 (CA-KK17J) は下図のように使う。

L字の連結器 (CA-KK17L) は下図のように

以上の作業で下図のようになった。

子供がいる家庭では効果抜群だと思う。お試しあれ。