そういえばUnity Hubを使ったことがなかったのでトライ

Unityヘビーユーザーの方々はUnity Hubをお使いのことと思いますが、私は今まで使ったことがなかったのでした。

今回、訳あってUnity Hubを試しに使ってみることにしました。

Unity Hubとは?

Unity Hub は、Unity のプロジェクトとあらゆるバージョンのインストーラーの検索、ダウンロード、管理などを効率化するスタンドアロンアプリケーションです。 また、すでにマシンにインストールされているエディターのバージョンを Hub に手動で追加することもできます。

Unity マニュアルより引用

筆者の環境は以下の通りです。

  • Unity Hub v2.3.2
  • Windows 10 Pro

それでは始めます。

Unity Hubをインストールする

Unity Hubは下記からダウンロードできます。

URLを開くと下図の画面が表示されます。 Unity Hubをダウンロード ボタンをクリックします。

./images/figure_11.png

インストーラーに従い、インストール作業を進めます。インストール後、ライセンスのアクティベーションが必要ですがこの記事では割愛します。

Unity HubでUnityプロジェクトを管理する

Unity Hubを起動すると Projects が表示されます。

./images/figure_00.png

ADD ボタンをクリックしてプロジェクトを選択すると、上図の一覧に追加されます。

Unity Hub経由でUnityをインストールする

  1. Unity Hubを起動します。
  2. Unity Hubのメニューから Installs をクリックします。 ./images/figure_01.png
  3. Latest Official Releases から任意の項目を選びNEXTボタンをクリック、もしくは download archive をクリックします ./images/figure_02.png
  4. 上の図で download archive をクリックすると、下図のように https://unity3d.com/get-unity/download/archive をウェブブラウザで開きます。このページでインストールしたいUnityのバージョン (下図では例としてUnity 2019.4.5) を探して Unity Hub ボタンをクリックします。 ./images/figure_03.png あらゆるバージョンのインストーラーの検索 はエンドユーザーが担当する模様……1
  5. Unity Hubを開くか確認のダイアログが表示されます。 Unity Hubを開く をクリックします。 ./images/figure_04.png
  6. しばらくすると、Unity Hubの画面に遷移します。Unityと併せてインストールしたいモジュールを選択します。 ./images/figure_05.png
  7. 例えばWindowsを意識する場合は Universal Windows Platform Build Support, Windows Build Support (IL2CPP) を選択します。選択後は INSTALL をクリックしてインストールに移ります。 ./images/figure_06.png
  8. しばらくするとインストールが完了します。

Unityエディタの保管場所を設定する

既存のUnityエディタが微妙に散乱しているので、これを機に整理することにしました。

  1. 歯車アイコンをクリックして Preferences を表示します。 ./images/figure_07.png
  2. Unity Editors Folderで下図赤枠部分の 三点リーダー (・・・) をクリックします。 ./images/figure_08.png
  3. 上記手順で指定したパスにUnityを動かします。(悪影響がないことを確認の上、実施してください) ./images/figure_09.png
  4. Unity Hubに戻りメニューのInstallsを確認すると、移動したUnityが追加されています。2 ./images/figure_10.png

1

この記事の冒頭にも記載していますが、Unity Hubの謳い文句に あらゆるバージョンのインストーラーの検索 があります。

2

Unity2018.4.12f1は使う予定がなかったので、この後に削除しています。