はじめに
Google Pixel 9は2024年8月22日に発売開始した。
- https://store.google.com/intl/ja/ideas/articles/introducing-google-pixel-9/
- https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1615910.html
Google Pixel 9の仕様は以下を参照のこと。
ハードウェアの部位名称
Google Pixelヘルプが詳しい。
https://support.google.com/pixelphone/answer/7157629?hl=ja#zippy=%2Cgoogle-pixel
GUIの名称
- クイック設定
- 画面上部から下にスワイプすると表示される画面
- https://support.google.com/pixelphone/answer/6111329?hl=ja
- すべてのアプリ
- ホーム画面で下から上にスワイプすると表示される画面
- https://support.google.com/pixelphone/answer/2781964?hl=ja
- Googleアプリ
- ホーム画面で右にスワイプすると表示される画面
- Pixel Launchderが提供する機能で
ホームの設定
のスワイプで Google アプリにアクセス
で表示/非表示を変更できる ホームの設定
にはホーム画面で何もないところを長押しするとアクセスできる
電源ON/OFFと再起動
Google Pixelヘルプが詳しい。
電源をON
Google Pixel 6 以降: 振動するまで電源ボタンを長押しします(最大で 7 秒間)。
電源ボタンをGoogleのGのマークが出るまで長押し。 Google Pixelヘルプにように振動するまで押さなくて良い。
電源をOFF
電源ボタンメニュー(下図中央を参照)で 電源を切る
をタップ
再起動
Google Pixelヘルプには以下の記載がある。
Google Pixel 6 以降(Google Pixel Fold を含む): 電源ボタンと音量大ボタンを数秒間長押しします。
電源ボタンメニューの 再起動
ボタンをタップした方が早い。
電源ボタンメニュー
Google Pixel 9で確認したが、電源ボタンを長押しすると デジタルアシスタント
を表示する。デジタルアシスタントはGeminiのインターフェースを提供する。
電源ボタン長押しで 電源ボタンメニュー
を表示したい場合には設定変更が必要である。
設定方法をGoogle Pixelヘルプから以下の通り引用する。
電源ボタンを長押ししたときに電源ボタン メニューが表示されるようにするには、[設定] に移動します。[システム] 次の操作 [ジェスチャー] 次の操作 [電源ボタンを長押し] をタップして、[電源ボタン メニュー] を選択します。設定が終わったら、電源ボタンを数秒間長押して、画面上の「電源を切る」アイコン 電源 をタップします。
Androidバージョン
設定 > デバイス情報 のAndroidバージョンで確認できる。
ストレージ
ストレージ容量の確認方法は以下を参照のこと。
スクリーンショット
撮影方法
Pixel 9では電源ボタンと音量小ボタンを同時に押すとスクリーンショットを残せる。 しばらくするとスクリーンショットがフォトに保存される
確認方法
撮影したスクリーンショットはGoogle Pixel標準搭載のフォトで確認できる。
- フォトを起動して、コレクションタブをタップする
- スクリーンショットボタンをタップする
ファイル転送
2024年現在、AndroidのサイトではAndroid File Transferを配布していない。
USB Type-Cケーブルの注意点
Google Pixel 9付属のUSB Type-CケーブルでMacに接続している場合は問題ないが、充電のみをサポートしているケーブルがあるため、 必ずファイル転送をサポートしているケーブルを使用すること。
USBの設定
USBの接続用途を ファイル転送 / Android Auto
にすること。
USBの接続用途は 設定アプリ > 接続設定 > USB にある。
OpenMTP
OpenMTPはMacからAndroidに有線接続できるMacアプリケーションである。 OpenMTPのソースコードをMITライセンスで公開している。
執筆時にOpen MTPはv3.2.25 (3.2.25.29)を使用した。下図はOpenMTPでAndroidのフォルダを閲覧している様子である。
図中の左側がMacのフォルダで右側がAndroidのフォルダである。
- Androidのフォルダに対してファイルの読み書きができる。
- Androidのファイルをプレビュー表示することは出来なかった。
MacDroid
MacDroidはAndroidに接続する方法としてWi-Fi経由、ADB経由、MTP経由を提供しているMacアプリケーションだ。
MacDroidは料金プランにFREEプラン、PROプラン、LIEFTIMEプランがある。FREEプランはAndroidからファイル読み込みが可能で、PROプラン以上でMacからAndroidにファイルの書き込みができる。詳しくはMacDroidの料金プランを参照されたい。
執筆時にMacDroid v2.2 (404)を使用した。料金プランはFREEプランだ。下図は MTPで接続
でAndroidのフォルダをFinderに表示している様子だ。Finderに表示しているのでファイルのプレビューが可能だ。
Bluetooth
ファイル転送に時間がかかるが、MacDroidやOpenMTPなどのアプリケーションをインストール出来ない場合に選択肢として浮上する。
手順
- MacとAndroidをペアリングする
MacからAndroidにファイル転送
- macOS標準搭載のBluetoothファイル交換.appを起動する
- Bluetoothファイル交換が起動すると、ファイル選択を要求されるので、Androidに転送したいファイルを選択する
- Androidで承諾ボタンをタップしてファイルを受信する
- 受信したファイルを確認する
- 例えば、画像ファイルの場合はAndroidのフォトアプリのコレクションのDownloadに受信したファイルがある
AndroidからMacにファイル転送
- Macの設定でBluetooth共有をオンにする(環境設定の共有にある)
- AndroidからBluetoothでファイルを転送する
- ファイル転送が完了するまで待つ。転送の進捗率を
ファイル転送の受信ダイアログ
で確認できる。 - 転送されたファイルはMacのDownloadsフォルダに保存されるので確認する
- (常時使うことはないと思われるので)Bluetooth共有をオフにする
開発者向けオプション
開発者向けオプションを有効にする手順は以下が詳しい。
開発者向けオプションを有効にしたら、設定 > システム > 詳細設定 > 開発者向けオプション で設定を調整する。
- スリープモードにしない
- 充電中に画面をスリープしたくない場合はオンにする
- 自動システムアップデート
- デバイスの再起動時にアップデートする機能
- 既定値がオンになっているのでオフにする
- USBデバッグ
- Android StudioなどでUSB接続しているAndroidを認識できるようにオンにする
- Android端末をUSBケーブルで繋いで接続を許可する
- USB接続などについては https://developer.android.com/studio/run/device?hl=ja が詳しい